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cpuの交換

自作PCを実際にしている方であれば、CPU取り付けはさほど難しくありませんが、CPUはどのマザーボードでも取り付けられるわけではありません。

CPUを取り付ける為の取り付け穴というのを、「ソケット」と呼びますが、これは、例えばインテル社とAMD社では形状が違うため取り付けできません。 つまり交換には今までどのメーカーのCPUを使っていたかどうかと、マザーボードのソケットタイプを知る必要があります。例えばPentium4では、ソケット478版とLGA775などの種類があるようにこれによって取り付けられるマザーボードは違います。

しかしメーカー製PCなどでは、スペック表の中にマザーボード・チップセットi850などの記載はありますが、ソケットタイプの判別は出来ないことが多く、コンピュータのCPUやメインボード、メモリなどのハードウェア情報を表示するソフトなどを利用するしかないでしょう。

CPU交換に必要なパーツに、冷却装置がありますが、ヒートシンクと呼ばれるアルミや銅で出来た板状のモノが垂直に並んだもの、それとファンを組み合わせたモノなどがありますが、これもソケットタイプによって取り付けられるモノが決まります。スロット系のマザーにソケット系のCPUは使えません。その場合には通常「ゲタ」と呼ばれる形状の変換ボードを使用しますが、この時に自分の使用してるマザーが交換したいCPUの必要電圧を出す事が出来ないと意味がないので、必要電圧が出せないマザーで使う場合には、ゲタにレギュレーターの乗った物が必要になり、いずれにせよ対応マザーに勝るモノはないと考えた方が良いでしょう。

CPUは細かい剣山のようにピンが突き出ているモノと、その逆に細かい穴がズラーと並んでいるモノがあります。いずれもオスであるピンと、メスである穴に合わせて装着することに変わりはなく、マザーボードにはその上に金属製のカバーが装着され、それを開けて装着、プレートで圧着させます。これは種類によってはCPUの周辺を金属のフレームで抑えるタイプもあります。AMDのAthlonはこのタイプ対応マザーが多いですね。

マザーボードがメーカー製なら、通常はその機種を買った時にシリーズとしてある最高機種までしか対応して居ないのが普通。

マザーボードにはBIOSという独自の設定を行うプログラムが入っていますが、自作系の場合も同様にマザーボードメーカーのサイトへ出向いて、自分の使用してるマザーボードのデーターシートを見て、対応クロックを調べる事が必要といえます。

交換に必要なモノとして、CPUのコアを保護する俗称、「スペーサー」というのがあります。銅/アルミ/シリコン等がありますが、熱伝導性からいえば金属製が一番よさげですが、好みは別れるところ。しかし高性能=後発熱と考える点でも安心なのはどれか?ですよね。

交換時は当たり前ですが本体の電源を切ること。

本体のケースを取り外します。この外し方はパネルをスライドさせたり、ネジを外すモノなど様々。ケースのタイプにより方法は異なります。ハードディスクのケーブルとか、フロッピーのケーブル等が邪魔してる時には外しておきます。

交換にはまず取り付けられているファンを外しますが、実はこのファンをはずのが意外と難関。ファンは”グリス”と呼ばれる一種の油をCPU上部に薄く塗ってから(ファンとCPUの圧着を高め冷却を効率よくするため)、台座の横にある突起に金具を引っかけて付け、レバーで固定されてる場合があるのですが、この金具がもの凄く堅い場合があります。最近のCPUファンは取り付けやすいようにレバーがついていたり、ひねって台座につけるようなタイプもありますので、一昔前よりも付けやすくなっているようですが、ファンによって付け方が違うので、説明書で確認して行うほうが確実なのはいうまでもないでしょう。

ハードディスクや他のパーツを装着した状態で、ファンを無理に外すと・・・・この先は何が待ってるか想像したくありません。

CPUクーラーを外す事が出来たら、ソケット横のレバーを少し押し込むようにして外側にこじて、そのまま上に引きます。CPUが外れたら裏側の沢山あるピンを曲げないようにして、保存しておきましょう。これはなんか不具合合ったとき元に戻すためでもあります。

CPUをソケットに装着する際の方向ですが、これは例えばCPU側面にくぼみがあり、マザーボードにはそれに対応した突起がついていたり、CPUの角に金色の三角でマークがあり、それをマザーにあるマークと合わせるといったように、何らかしらの方向を決める印があります。装着は押さえつけるんではなくそっと”置く”といった感じ。無理に押し込まなくても、位置を合わせて置くだけで、ストンと落ちてソケットに刺さった状態になります。

CPU固定レバーを元に戻します。レバーは一番下まで下げると小さなフックに掛かるようになっています。ここら辺はあんまり迷うことはありませんね。

次が意外と要な、熱伝導をファンに伝えるためのグリスを塗る作業。そこし慣れが必要ですが、シリコングリスをCPUのまん中の飛び出た部分(コア)に少し多めに乗せます。 そして、葉書の端などで軽くこするようにして余分なグリスを取り、何度かやってみて見るとこの辺は要領がわかる感じ。口で説明は難しいです。多すぎてもダメですが、取り過ぎて無くなってしまってもダメ。薄く軽くうっすらとグリスがCPUの飛び出した部分(コア)にのるように付けます。最終的には、この上にヒートシンクを乗せて軽く擦り合わせるようにして、余分なグリスを排除しますからそう神経質にはならなくてもいいとろでもあります。

スペーサーの両面にも軽く塗っておきます。ヒートシンクを付けてる時にずれてしまうのを防ぐ為にくっつけておく役目としてやっておくといいでしょう。

CPUが確実に取りついているのを確認したら、スペーサーを乗せます。少し左右にずらせて馴染ませます。その状態でまっすぐに上からヒートシンクを乗せる感じです。乗せたヒートシンクを軽く左右にひねってCPUのコアと馴染ませます。きつく押しつけるようにはやらなくても馴染ませるだけなので、目くじら立ててやる必要はありません。
そして、止め金具をCPUのソケットの縁のフックに引っかけます。バネが効くような形になって向きがあるようなので、金具がCPUのコアのまん中を押さえるような向きで使います。

やりやすい方法として、ファンとヒートシンクを分離させた状態で、先にヒートシンクを付けるというのがあります。

金具でヒートシンクを止めたなら、次ぎはファンを取りつけて終わり。ファンから出ているケーブルの先をマザーボードに”CPU-FAN”と印刷された場所があるので、そこに挿します。向きがあるので逆には挿せません。無理矢理は禁物。

その他の接続パーツを元に戻し、PCを元の状態にしたら、電源を入れOSを起動させる前に、BIOSを起動させます。やり方はマザーによって違います。Delキーをロゴが表示(マザーのメーカーロゴ)されたら連打で出す場合や、F2キーを電源入れたらすぐに押し続けるといったものが多いようです。ただ予め調べておくことに越したことはありませんね。

BIOSの設定の中のCPUのクロックと言う項目を見つけて、正しいクロックになっているかどうかを確認。

AWARD BIOSを例にとると、

CHIPSET FEATURES SETUP

CPU Speed Setting    :ここでCPUのクロック数を合わせます。

CPU Clock Frequency :CPUの外部クロックを合わせます
  * CPUのクロック周波数を「内部クロック」、周辺回路のクロック周波数を「外部クロック」といいます。

別タイプの AWARD BIOSの場合、

Advancedのところで、CPU Internal Frequency [  ]の所にマニュアル設定でセットすればOK。倍率は合わせる必要はなく、現在のCPUは内部で固定になっていますから、自動でセットされてしまいます。

次に、ファンの回転数と、CPU温度を確認。夏真っ盛りの場合なら、CPU温度はこの時点で40度を上下する程度に上がっています。冬場なら、28~29度あたり。ファンの回転数もちゃんと表示が出てる事を確認します。

大抵Powerという項目辺りに、Hardware Monitorという項目があって、そこで確認できます。

SAVEしてBIOSを抜けて再起動。これで完了です。

CPUの製品箱は箱自体が保証書になっているので、その箱を捨てないようにして保存して置く事をお薦めします。後になって異常がでてその時に箱が無いと保証も受けられません。まあ全ては自己責任ではありますが。


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